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キャビで音は変わるのか?

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隣のインド人、、、、、今なら色んな所から苦情が出そうな歌詞ですねw




樹海の隣は樹海だった。

そう、スピーカー樹海を探索していたはずの僕は、いつの間にかキャビ樹海を彷徨っていたのでした。

はい、またまたアレな記事の続編でゴザイマス。
⇒アレな記事①
⇒アレな記事②
⇒アレな記事③
⇒アレな記事④







前回、同じCelestion Vintage 30 2発のキャビでも、PlaytechとBognerの違いに愕然とした僕でした。
そもそも定価で4倍くらい違うのに同じ方がどうかしているのですが、キャビの違いが出てくるのは大音量で、小音量だとあまり違わないだろうと思っていたので、目からウロコであります。




さて、前述の如くスピーカーは同じですから、音の違いは当然キャビの違いによる訳です。
となると、キャビのどの部分が一番音に影響するのか?と新しい疑問が湧いてきます。

今回のケースで言うと、以下の要素が考えられます。

①オープンかクローズド
コレは一般的にも広く認知されている通りでは無いかと推測しておりマス。
つまりオープンは、音に広がりがあって高音が煌びやかな印象。
クローズドは、高音はややこもりがちだが、歪ませても腰があって音が前に飛んでくるカンジ。


②キャビの大きさ(容積とスピーカー取付位置)
今回のPlaytechキャビに比べて、ボグナーオープンバックは一回り小さいんですが、スペック上ボグナーのクローズドバックと比べるとあまり大きさが変わりません。

恐らくオープンバックの場合は、そもそも音が外へ抜けていくので、キャビの容量は余り影響せず、クローズドバックにした場合に振動する空気の量が大きく影響するのではないかと推察されます。

と言う事で、オープンとクローズドの違い≒目指す音の違いで、キャビの大きさも変えていると考えるのが自然ですね。
だから音は変わって当然と言うか、そういう風に設計されているのですよね。


③キャビの材の違い
コレも一般的に言われていることですが、ツイードフェンダーのように、キャビを振動させて鳴らすという設計思想では材の違いは大きく影響すると思われマス。

しかしキャビを振動させず、スピーカーとキャビ内の空気だけを鳴らすような設計思想のキャビでは、強度さえ担保されていれば、材質の違いはそれほど出音に影響しないのでは?と推察しています

安物キャビに使われている材(合板や廃材を接着剤で固めたような材)では、意図せず結果として振動してしまう事もあると思いますが~。


④キャビの作り(木部の精度やフィンガージョイント等の設計など)の違い。
キッチリ精度が出ていれば音が漏れたりもしにくいとは思いマスが、余程ヒドイ作りでない限り、構造は耐久性や使い勝手には影響しても、あまり音には影響しないのでは?と思うのですが、どうでしょう? 


推察に推察を重ねても中々結論には達することが出来ないのがモドカシイですね~。
本当のトコロ、こういったことを実験してみたいものですが、親しいルシアーさんがいないと一寸難しいですよね。
自分でヤるスキルも無いですし~。




さて、しかしそういったことを確かめる前に、一つハッキリしたことがアリマス。

それはスピーカーを比べるときは、アンプは当然として、キャビ側の条件もそろえなければならないと言う至極当然の事デス。






と言う事で準備したのはTwo RockのCRSと推奨キャビのストリングドライバーデス。
コレは、デフォでエレクトロボイスが乗っており、僕は大変気に入っているのですが、このスピーカーはNGO(西日本ギタヲタ倶楽部)の面々からは余り評判が良くありません。
で、この企画のついでに色々試してみようという訳でゴザイマス。

当初素直にBlack Hawkを乗せようと思っていましたが、それだとNGOメンバーのnobuさん、バムさんについで3番煎じでイマイチなのですよ、樹海の住民としてわw
(訂正 もう一名居られて4番煎じになることが判明w)

でボグナーと思ったんですが、ココまで記事にした経緯でキャンセルでありマス。


と言う事で、キャビ樹海とスピーカー樹海の狭間を彷徨う事に致しますw





次回、いよいよ君は泥沼の意味を知る★


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