マーシャルの冷蔵庫は本気で欲しかったデスw
さて、古めのロックが好きなギタリストなら、アンプはフェンダー、マーシャル、そしてヴォックスにトドメを指すのではないでしょうか。
それぞれ結構業の深い樹海が広がっていますが、迷子になる価値はあると思っておりマスw
第1の樹海:フェンダー系
フェンダーアンプはすべてのギターアンプの基礎になりましたから、話を広げるとマーシャルもダンブルもトレインレックも全部フェンダー系に成ってしまいますが、ここではブラックフェイス系と言う事にしておきます。
ここの樹海は僕のホームグラウンドで、今でも時々散策していますw
第2の樹海:マーシャル系
前述のごとくマーシャルの歴史をたどると、ツイードフェンダーに行き着くのは周知の事実であります。
僕は勿論マーシャルも好きなのですが、JTM45当たりの時期なら、多分ツイードフェンダーを選びます。
そんな僕にとってのマーシャルと言えば、やっぱり1959,1957,JCM800あたりでしょうか。
この辺りになるとフェンダー系とは明らかに異なり、マーシャルのアイデンティティーを確立していると思いマス。
ここの樹海の特徴は、部屋で鳴らすのがとっても難しいという事ですねw
以前1959HWを所有していました。
マーシャルのリイシューモノは、フェンダー系と比べるとオリジナルとの差が少なくてとても気に入っていたのですが、やはり余りの爆音に閉口して手放してしまいました。
その後購入した1974XHWも凄くイイアンプでしたが、1959HWほどではないにせよ、実力を発揮させるにはあまりの爆音だったので、やはり手放しています。
一時ヴィンテージの1987とか検討していた時期もありましたが、結局、良い音はすなわち爆音になってしまうし、アッテネータも色々試しましたが、どれも折角のスバラシイ音をスポイルしてしまうので、アッテネーターを使うくらいならマスター着きのアンプの方がずっとイイという結論に至りました。
で、マーシャルはすべて手放して、Fargenのmini Plexi MkⅡに落ち着いています。
コレはマスターに加えてアッテネーターまで内蔵していて使い易いんですよねw
しかしコレは良いアンプではありますが、マーシャル系最高峰だとは思っていません。
何時かはやっぱりマーシャルのヘッドが一つ欲しいデスw
第3の樹海:VOX(AC30)系
フェンダーやマーシャルは色々機種がありますが、ここはほぼAC30一押しでw
ともあれ、数々のクラッシクロックの名演を支えた名機だという事には異論はないと思いマス。
恥ずかしながら、僕は結構長い間マーシャルだと思っていた演奏が、実はAC30だったなんてことが良くありマス。
さて、このAC30ですが状態が良いモノがあれば凄く欲しいのですが、何故かフェンダーやマーシャルに比べてvintegeのAC30はオンボロが多く、なかなか食指が動きませんでした。
とはいえ現行のリイシューモノは形は似ているけれど完全に別物ですし、特に憧れのアルニコブルーは、程度の良いオリジナルをゲットするのが大変難しく、現在諦めモードなんデス。
結局、マンマAC30ではありませんが、DrZのカルメンギア(どっちかっていうとAC15デスねw)を経て、現在はMatchless HC30を使っています。
これはKen Fisherがモデファイしたワンオフモノなのですが、当初トレインレック系を期待していたので肩透かしでした。
しかし、色々試しているうちにこのアンプの良さが徐々にわかってきて、今ではAC30をさほど欲しいとは思わなくなる位気に入っています。
でも、オリジナルのアルニコブルーをゲットするのは、今でも夢ですw
その他、上記の分類に当てはまらないモダン系のアンプも数多くありますが、例外はあるもののパワー管の種類で大体の傾向は予想できますね。
6L6や6V6ならフェンダー系の事が多いし、EL34はマーシャル系、EL84はAC30系ってな感じです。
勿論EL34のフェンダー系や、6L6のマーシャル系もありますから、一概には言えませんけどね~。
僕の手持ちのアンプなら、Bogner EcstasyとAlchemist、CAA OD100はモダンな感じです。
どれも凄くイイアンプなんですけど、古いアンプに比べてこれで無くちゃっていう強い個性は無いかも知れません。
僕というか年寄りは、矢張り古いものが好きな様ですW
という訳で概ね僕のアンプ樹海は終了していたのですが、最近第4の世界へ少しだけ足を踏み入れました。
はい、少し前にご紹介したあのアンプなんですが、長くなりましたので続きは又次回に☆
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樹海通信 次に進むべきは第4世界?
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