久々にECのPV見ました。
この曲大好き名ですよね、産業ロック好きのワタシには刺さりますw
ギターソロは典型的なヴィンテージ・ストラトサウンドではない気がしますが、それでも切り込んでくるようなブラッキーのトーンは素晴らしいし、微妙なバズも含めとてもイイ音してます。
クラプトンのハンサムな部分が解り易く伝わってきますネ。
No Jacket Required/Atlantic / Wea

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しかし初めて見たときは特に何も思わなかったんですが、改めて見るとクラプトンがお立ち台にいるのって一寸違和感あります。
まあバブルの香りですねよネ、オシャレな曲に、オシャレなアレンジに、オシャレな服着て、オシャレなコーラス付きで、、、、
ま、イマでもオシャレかどうかは置いておいて、当時は凄くカッコよく見えたものです。
さて、実際のところは分かりませんが、クラプトンが進んでお立ち台に上ったとは思い難いですし、プロデュサーのフィル・コリンズの仕業だと思っていたのですが、この曲はテッド・テンプルマンの管轄だったようですね。
と言う事で、素材(楽曲やアーティスト)は勿論大事だが、料理人(プロデューサー)も重要だということを検証したいと思います。

使用前のテッド・テンプルマン氏です。

業界で40年ほど使用後の料理人デスw
色々突っ込みたいのは我慢して、、、、と。
ま、兎に角彼は有名な辣腕プロデューサーな訳です。
キャプテン・アンド・ミー/ワーナーミュージック・ジャパン

¥1,851
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ドゥービー・ブラザーズや
Tupelo Honey/Polydor / Umgd

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ヴァン・モリソン
Clear Spot/Rhino/Warner Bros.

¥価格不明
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キャプテン・ビーフハート
セイリン・シューズ(紙ジャケットCD)/ワーナーミュージック・ジャパン

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リトル・フィート
Montrose/Warner Bros / Wea

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モントローズ
Van Halen/Warner Bros / Wea

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ヴァン・ヘイレンとその人脈の人たち
いや、スゴイ面子ですよね。
良くもまあこれだけ幅広い音楽性のアーティスト達を料理出来るもんだな~と感心しますが、やはり彼の評価が高いのは、上手に素材の良さを引き出しているからだと思います。
Behind the Sun/Warner Bros / Wea

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さて、話をForever manに戻しましょう。
それまで常にシーンの先頭に立って活躍していたギターヒーロー達。
しかしMTV全盛となり、徐々に時代にそぐわなくなってきた彼らを、時代に合わせて(迎合?)再生しようとしたムーブメントがあったような気がします。
そのうちの一つであり成功例がこのアルバムだと思うのですが、同じ頃もう一人の巨匠にも、、、、
Flash/Sbme Special Mkts.

¥776
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1985年3月リリースのBehind the sunに遅れること4か月、真打の登場であります。

プロデューサーはナイル・ロジャース!
クラプトンのテッド・テンプルマンにも引けは取りません。
前作"There and Back "発表後、5年も音沙汰が無かった師匠の久しぶりの新譜、それも歌モノ!と当時は大騒ぎになったものです。
だが、しかし、
うう、何かが違う、クラプトンとは違う、時代を差し引いても何かが違う(T_T)
そりゃ音源と映像のプロデューサーは別だと思いますけどね~
さあ、このPVが正しく師匠の魅力を引き出していると思う方、居られましたら手を挙げてくださいw
"Flash"に先立ち、ロッド・スチュアートの新譜にベック師匠が参加して、そのあまりのカッコ良さに凄く期待していたのですが、如何してこの路線で行けなかったかな~。
ちなみにこちらは、マイケル・ボルトン、ピーター・セテラ、クリストファー・クロス、ホイットニー・ヒューストン,ドナサマーなどをプロデュースしたMichael Omartianさんの仕事です。
あ、誤解の無い様に言っておきますが、この"Flash"に収録されている楽曲は大好きです。
People Get ready,You Know We Know、そしてグラミー賞のEscapeなど名曲がそろっていますし、何気にout takeだったNight Hawkも好きです♫
と言う訳で、いくら素材が良くても料理人がよくても、ヨコシマな?コンセプトによってイタイ結果になるという話でした。
Forevermanのカバーはネット上に無数に存在しますが、この人の中途半端な破壊力には感心しました。
ちなみに、さっき挙手された方に、この素材をプロデュースしてやって欲しいと思いマスw
ちなみに視聴は最初の20秒だけで十分ですyo