今は違いますが、最初のパンクムーブメントの時、僕はこの音楽が今一つ好きになれませんでした。
僕は子供のころから工作とか、モノを作るのが大好きだったのですが、それをエラク楽しそうに、「デストローーイ♫」って壊してる感じがしたのですね。
ええ、作るのはタイヘンですが、壊すのは一瞬ですからネ。
そこに腑に落ちないモノを感じたのです。
とは言え、「新しいものを作るためには、古いものを壊す事が必然」という意見も理解は出来ます。
場合によっては壊すことも簡単ではないですし、破壊自体がそのまま創造になる場合もあるのだと、今なら理解できます。
それを踏まえても、壊す時に作り手に対するリスペクトがあれば、救われた感じがするのでアリマス。
時事ネタとして最早アレですが、このエンブレム。
パクリなのか、トレースなのか、はたまた?
ジャッジは紛糾しているようですが、取り下げが決まったようですね。
個人的にはこういった問題もリスペクトを感じられるかどうかが重要だと感じています。
ええ、法的には全然関係ないでしょうけどw
こういう微妙な話は音楽の世界でも沢山有りまして、かのジョージ・ハリスンは、"My Sweet Load"盗作訴訟事件で敗訴する訳ですが、その時「音楽ってそういうものだろ」と発言したとか、しないとか、
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例えばハードロック時代の幕開けを高らかに宣言したこのアルバム、オープニング・チューンである"Speed King"は、、、、
リッチー自身が語っているので有名な話かもしれませんが、この曲はヘンドリクスの"Fire"と"Stone Free"を足して2で割ったのだそうです。
歌詞はギランが適当にスタンダードのロケンローの楽曲から拝借したと、その話だけ聞くとパクリの宝庫みたいな印象を受けるのですが、
言われてみると成程と思う部分もありますが、コレは紛れもなくパープルのオリジナルでありましょう。
パクリでもパクられでも話題になることが多い?我らがゼップです。
この曲なんて元ネタまんまの部分も結構あるんですが、それでも強烈なオリジナリティーがパクリとは言わせないのです。
正にこの音はゼップその物! そう思わせるモノがあるんですよね。
ええ、好きだから贔屓目なのかもしれませんがw
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個人的な意見ですが、重要なのは、(聞き手の琴線に触れる)オリジナリティーと(オリジナルに対する)リスペクトなのではないでしょうか?
それが有れば許される、、、、ハズw
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そういえば、彼女達はドコへ?ww
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リスペクトの不在? そういう意味では問題作なこのアルバム。
ヘヴィメタル系のギタリストを中心としたトリビュートアルバム「Crossfire: A Salute to Stevie Ray」であります。
当時、兄のJimmy Vaughanは本気で嫌がってましたね~。
ソコでワウを踏むなと言いたいw
好き嫌いはあると思いますし、余り個人的な意見を言ってもアレなんですが、、、
気の抜けたビールみたいなヴォーカルは許すとしても、何故この曲を選んだのかが見えてこないし、やっぱり今一つリスペクトを感じない。それが問題だw
広く世の中に受け入れられたものには理由がアリマス。
時代を生き残って来た物には理由がアリマス。
どうか敬意を!
とか言ってると拝借の写真だらけのこの記事もどうなのよって気がしますね(汗)
Stevieは、そんな事気にしないかも?
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リスペクト
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